2020年 04月 21日
もみじの赤ちゃん
もみじも春になれば花を咲かせ実を結びます。つまり赤ちゃんをうむのです。赤ちゃんというのは、どなたか女の方がそう呼んでいたのですが、じつは種のことです。
もみじの種は、少しでも遠くに行くために竹コプターのような2枚の羽根を付けて春の風の中を飛んでいきます。
花を咲かせて実を結ぶのはどの植物も同じですね。
もみじが、意外と知られていないのは秋の紅葉だけが目立つからでしょう。あの紅葉をみたら花のことなど気にもとめないのでしょう。
でも、桜はサクランボに梅は梅干しになるようにもみじだって実をつけるのです。
ただ、風で飛ぶくらいだから小さいので目立ちません。松の種もじつは、あの松ぼっくりのかさの間にあって、風で運ばれていくそうだから薄っぺらいものなのです。
こうしてみると私たちは、種のことよりも、食べられるかどうかで考えているようですね。
もみじは蕾も花も実も控えめです。
まず蕾。
何故、蕾かというとこれから花が開くからです。
そしてこれが実(種)。見づらいですが左上に2枚の羽根が見えます。
これから時期になるといっぱいヘリコプターのような羽根がいっぱいみられるようになります。
by takashi1950t
| 2020-04-21 06:28
| 花