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本土寺のあじさいは  

ムラサキツユクサが一緒に咲いていることが多いです。
多分、意識されて植えられているのでしょう。



このムラサキツユクサといわゆるツユクサとは大きさは違うけれど形はそっくり。

わたしはよくどっちがどっちなのか混同してしまいます。

そこで今回調べてみました。






ツユクサ

あちこちで見かける小さな青い花。1.5cmくらいの花の雑草。雨の中に濃い青をみたらツユクサです。
これをムラサキツユクサと混同している人も多いです

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白い花のツユクサもあります。
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特徴
.花は小さい。
2.背丈は10㎝~15㎝
3.日本で自生している。


万葉集に9首ほどツユクサについての歌があります。
古来から愛されてきた花です。


ムラサキツユクサ




ツユクサより大きく20~30㎝の花

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白もあります。

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特徴


1.ツユクサより大きい。20~30cm
2.外来種、園芸用に作られた花。
3.雑草化して自生はしていることも多い。庭園などで植えられる。


小さいのはツユクサ

大きいのはムラサキツユクサ

と覚えるといいでしょう。


形がそっくりですが
属の違う植物だそうです。

どちらのツユクサも初夏から夏にかけて
の雨の多いときに

アジサイなどど一緒に咲く花です。

私は、雑草の中で咲く

濃い青い小さなツユクサが好きです。

ムラサキツユクサは庭園などに

あるのに対して

ツユクサの濃い青が雨の中、

雑草と一緒に咲いているのを見るといつも
綺麗だなとしみじみ感動しています。

ツユクサとムラサキツユクサ_e0117266_19144821.jpg



万葉集では、ツユクサが

朝咲いて昼にはしぼんでしまうので、

その美しさのはかなさを

詠ったものが多いようです。

1000年以上前の古人の感じ方が繊細で

こんな小さな花に注目していたことに

改めて驚きます。

1首取り出してみました。

朝(あした)咲き夕(ゆうべ)は消(け)ぬるつき草の
消(け)ぬべき戀(こひ)

吾(あれ)はするかも(巻10 2291)

  • 朝開 夕者消流 鴨頭草之 可消戀毛 吾者為鴨
月草はつゆくさのこと。

「つゆくさのようにはかない恋であっても私はします」


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# by takashi1950t | 2020-06-07 21:22 |

鴨ちゃん、がんばる!!


本土寺が6月6日(土)から有料拝観を始めるそうです。

これであじさい寺も元に戻って行くのでしょう。
正門前には貼り出しがありました。

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花菖蒲田では準備が行われていました。

まずは、動画をご覧ください。



アジサイ きれいです。
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菖蒲も咲き出しています。


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青色のアジサイが多いようです。

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白も綺麗。
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これからですね。



# by takashi1950t | 2020-06-04 07:11 |

アザミ

最近、イチゴやアザミを見ますね。

アザミというと私たちの年代では

中島みゆき の アザミ嬢のララバイ

を思い出します。

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日本では

ノアザミのことを、アザミと呼んでいます。
初夏から夏にかけて咲く花。あちこちの道路のわきにも咲いています。

雑草と思うなかれ。

これでもれっきとしたスコットランドの国花。国の花なんです。

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国をその鋭いとげで守ったということで強い花の象徴なんです。

わたしは、それを知ってからは、アザミをみるとイギリス王朝のエディンバラ家の花なんだと思うようになりました。

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痛そうですね。
キク科の植物。鋭いとげが特徴です。
詳しくは知りませんが、キク科の花は管状花と言って細長い花びらが一杯集まって一つの花になっているそうです。

たんぽぽもキク科であの細い花びらは一つ一つが花なんです。

アザミではとげが管状花のようです。

イギリス王朝の花が、雑草というのも素晴らしいと思います。


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さて、「アザミ嬢のララバイ。」

歌の中に
「春は菜の花、秋にはキキョウ
そして私はいつも夜咲くアザミ。。。。」とあります。

中島みゆきのデビュー曲。22歳の若さ。

ララバイは子守唄の意味。

歌詞には、一人でいるなら私のところにおいで。と誘っています。
わたしは、夜咲くアザミと言っているので、夜の街の女性でしょう。

私は夜の街の女性、いつでもおいでよ、
でもアザミだから、とげがあるよ。

ということでしょうか。

棘があってもアザミってきれいですよね。って男ってあほですね。

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# by takashi1950t | 2020-06-03 07:25 |

のうぜんかずら

今年、初めて凌霄花(のうぜんかずら)を近所の軒先で見ました。赤いのうぜんかずらでした。
撮影できなかったので在庫から引っ張り出しました。オレンジです。

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のうぜんかずら 
夏の花です。特にオレンジは好きな花です。
初めてその名前を知ったのは2004年7月。16年前のこと。
以下は、そのときの文章。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
 
のうぜんかずらとの出会いは最近のことである。
というより、よく見かけていたけれど、気がつかなかったのだろう。

夏の花といえば、朝顔、ひまわり、オシロイバナ、松葉ボタンなどが思い浮かぶ。

35度を越える猛暑が続く中、あちらこちらの軒先に、オレンジの花が咲いている。

南国を思わせるような花が、優しく咲いている。

のうぜんかずら_e0117266_23371318.jpg

名前も解らず、きっと、外国の花かと思っていた。
きょう、思いがけず、家人がネットで検索して、夏の花で見つけ出してくれた。

のうぜんかずら_e0117266_23371325.jpg


のうぜんかずら_e0117266_23371385.jpg



それによると、「のうぜんかずら」は、非常に古くからある花で、平安時代に日本に渡ってきたという。
原産地は中華民国とあるから、台湾の花である。

花の形は沖縄のでいごやハイビスカスの花を思わせるが、オレンジの色は、どぎつくなく優しい感じがする。


のうぜんかずら_e0117266_23365476.jpg


平安といえばもう千年以上も経つのに「のうぜんかずら」はあまり知られていないような気がする。

説明によれば「のうぜんかずら」には、花の蜜に毒があってふれると死んでしまうという俗説があったそうで、
一般の民家では嫌われていたという。
 
最近になって、一般家庭でも植えられるようになったという。

考えてみると、何故、そんな俗説が広まっていたのだろう。


千年の時を経て私の目にとまった「のうぜんかずら」。。。。。

少し不思議な思いで、「のうぜんかずら」の花の写真を、アップしてみました。


のうぜんかずら_e0117266_23371214.jpg

2004.7.13 takashi

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

以来のうぜんかずらは私の大好きな花の一つになっています。
6月の初めに見たのはかなり早いような気がします。



# by takashi1950t | 2020-06-02 00:00 |

東漸寺にて


東漸寺に立ち寄りました。歩いても行けるところなので、ときどき行きます。
今日は自転車で。

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徳川家公認の由緒ある浄土宗のお寺。
右側には「南無阿弥陀仏」の文字。

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多くの人々が祈りをささげてきました。三つ葉葵のご紋が光っています。

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鬼瓦。やっぱ怖い。

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境内の梅の木のほこらが鬼瓦そっくり。

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ちょっと背の低いニワゼキショウ。

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こちらは、やっぱり、ちょっと背の低いヒメジョン。
まわりが苔などで低いので、背を伸ばさなくても陽当たりがいいのでしょう。

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そこを偉そうにヒヨドリが闊歩していました。


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今年植えられた「小金桜」 今年は、見そびれたので、来年どんな花が咲くのか楽しみ。


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相変わらず美しいもみじ模様。
東漸寺と言えばもみじ。

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あっ見つけた。 大銀杏の下。

真ん中の細長いカエルみたいなかたちのものはイチョウの雌花です。

雄花とくっついて銀杏になるんです。
ほかのブログで知りました。今まで雌花を見ていたはずだけど、知らないとわかりませんね。

勉強になります。

さて、ちょっと変わって、同じ松戸にある紫陽花寺(本土寺)の様子です。
よろしければご覧ください。










# by takashi1950t | 2020-06-01 00:48 | みちくさ